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等級プロテクト特約について
自動車保険は、安全運転を続けているドライバーほど保険料が安くなる仕組になっています。そして運転者の安全度を数値にしたものが、いわゆる「等級」です。
等級には1等級から20等級までありますが、はじめて自動車保険に加入すると6等級からスタートすることになります。保険を契約してから1年間無事故と通すと1等級ずつ上がりますが、事故を起こして保険を使うと3等級ダウンします。
「等級プロテクト特約」というのは、1回目の保険事故についてのみ等級ダウンを据え置くという特約です。
仮に6等級で初めての年に事故起こして保険のお世話になった場合、等級プロテクト特約を附帯していない場合は、翌年の更新は3等級となり保険料も上がってしまうのですが、等級プロテクト特約を附帯していれば、6等級のまま据え置かれて更新することができるわけです。
1回の事故で3等級下がると、もとに戻すまで無事故で3年かかります。6等級から3等級に下がると保険料も3割近く変わってしまいますが、等級プロテクト特約をつけている場合と比べると、その後ずっと無事故で通したとしても、ずっと3等級下の高い保険料を払い続けることになります。
ペーパードライバーでない限りずっと無事故で通すことは出来ないと思いますが、1年に2回も保険のお世話になる確率も低いということを考えると、等級プロテクト特約が、かなり保険契約者にとって有利な特約かが分かると思います。
そのためか、等級プロテクト特約を扱っている自動車保険が最近は少なくなってきています。また等級プロテクトをつけていても、別の保険会社で更新した場合は、据え置かれた等級が引き継げず、ダウン等級する場合もあります。
これは保険会社によって扱い異なりますので、更新時や特約を附帯する場合は必ず確認しておきましょう。
なお通販型の自動車保険では、等級プロテクト特約を扱っているところが現在チューリッヒのみです。代理型の自動車保険でも(今でも限られていますが)今後は取り扱いが減っていくのではないかと思います。
この特約の必要性は、運転歴と現在保持している等級によって違ってくるものと考えます。免許取りたての方や、運転歴の浅い方は附帯するメリットは大きいと思いますが、ある程度等級の高い方にとっては優先順位は低いでしょう。
また特約料もやや上昇傾向にありますので、ベテランドライバーは自力の安全運転で、自分の等級を守ってみてはどうでしょうか。


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