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親から等級を引き継いで保険料を安くする
自動車保険の保険料は、安全運転を心がけて事故を起こさないドライバーほど安くなり、反対に事故をよく起こすドライバーほど保険料が高くなる仕組になっています。
これは自動車保険の「等級制度」といって、簡単に言えば等級によって保険料の割引率に差をつけているわけです。
はじめて自動車保険に加入した場合は、まず6等級からスタートします。無事に1年間事故を起こさないで保険のお世話にならなければ、次の年はひとつ等級があがり7等級になります。
反対に事故を起こすと等位級は3つ下がり3等級となります。当然次年度の保険料は3等級の割引率が適用され保険料は高くなってしまいます。
事故によっては等級が据え置かれる場合や、無事故と変わらない扱いで等級が上がることもありますが、基本的には事故を起こして保険を使えば等級がダウンして保険料が上がると覚えておきましょう。
ちなみに最高の等級は20等級で、保険料が10万円なら割り引かれて4万円程度で済みます。保険料の負担率から見ても安全運転がいかに大事か分かりますよね。
自動車保険の保険料を決める要素に運転者の「年齢条件」があります。年齢条件は等級ほど、保険料を大きく左右するものではありませんが、18歳の免許取りたての子が自動車保険に加入すると、6等級で年齢条件は「年齢問わず担保」という扱いになり、仕方がありませんが保険料はかなり高いところからスタートせざるを得ません。
ただし自動車保険では、同居親族の等級を譲り受けることが出来ます。もし同居している父親の自動車保険の等級がかなり高い場合は、等級を引き継いで保険料を安くすることを検討してみると良いでしょう。
この場合、父親の等級が20等級でこれを子に譲渡すると、父親の自動車保険の等級は6等級からの再スタートとなりますが、保険料をトータルで見た場合は、
【父】20等級・年齢条件「35歳未満不担保」+【子】6等級・年齢条件「年齢問わず担保」
よりも、
【父】6等級・年齢条件「35歳未満不担保」+【子】20等級・年齢条件「年齢問わず担保」
のほうが、保険料は安く済むのです。
保険料は必ず試算して比較しなければいけませんが、これに近い組み合わせになる場合は、是非検討してみるべきです。
もちろん親の方針で、自動車保険の保険料は自分で支払いなさいという場合もあるでしょうから、どこのご家族にも当てはまるものではありませんが、子供が独立するまでは親が保険料をまとめて支払うケースが多いのではないでしょうか。それならなおさら保険料は安く納まった方が良いはずです。
同居している家族が、新たに自動車保険に加入するような場合は、等級の譲渡で保険料が割安になるか比較してみてください。


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